知るかバカうどん しるかばかうどん
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知るかバカうどん さんは、同人誌や商業誌で作品を発表している漫画家さんですが、いまどきには珍しい、ある意味硬派な、
あまりに内容が過激すぎるという理由で打ち切りにあうような、読み手が限られる、体を刻むような作品を作る漫画家さんです。
君に愛されて痛かった 1巻

2018-06-09. 626yen. 205page by 知るかバカうどん on fanza
2017年に某漫画雑誌にて連載がスタートして、わずか半年あまりで打ち切り。
新潮社に移籍して、電子書籍で連載が継続された作品。
中学時代に遭ったいじめがトラウマで、同級生の顔色ばかりを気にする女子高生・かなえ。
ある時、カラオケ合コンで知り合った他校の男子・寛に援助交際の現場を目撃される。
それでも優しく接してくれる寛にかなえは恋をする。その想いが悲劇の幕を開くことに――。
「事故で脳に障害を負ってる間友達に彼女が寝取られたお話」という漫画を読みましたが、作者自身初の純愛系の話のようです。
さわりだけ読んだ「ホップ・ステップ はい キック!!!」は、好きだから、深く考えないで中出しで、子供ができて、背負えないから・・・という話で、その後の展開がエグすぎました。
「J○★ボコボコりんっ!【単話】 」は、どこで見たのかを忘れましたが、最後に女の子が、報復するカットが印象的でした。
それだけで、詳しい内容はわかりません。
エロ漫画によくある、レ△プされた女がド淫乱に調教されて、奴隷になりおさまるようなお決まりのパターンがない。
それは、そんな 加害者側に都合の良いような結果は無いぞ と、言われているようです。

描きたいものが、世の中や誰かに対する恨み辛みの私憤、憤りからくる悲鳴、そんなふうにを感じましたが、インタビュー記事や、ツイッターを読んでると、そうでもない。
【秘録的中編ルポルタージュ】初単行本『ボコボコりんっ!』女性マンガ家・知るかバカうどんの衝撃と圧倒‐おたぽる
インタビューに入るのは4ページあたりからです。
記事によると、2回目の同人誌が売れなかったことから、絵を描くということに執着しはじめたそうですね。

小○生のころは、ふたば☆ちゃんねるの掲示板に絵を投稿し、一時期、774さんという漫画家にのめり込んでいたようです。
その頃、グロい画像に感動してたそうで、それが作者の作風に繋がっていったのかと思いましたが、グロいと思う内容に興奮を覚えたわけではなかったそうです。
そして17歳の最初に同人誌を作った年に、藤崎ひかりさんに出会い、絵を褒められたことで、行く道を見つけたようです。
【エロ漫画トレパク】「のぞえもん」騒動の藤崎ひかり氏が関谷あさみ氏の同人誌をトレース、開き直る
こうだ!と決め付けられるわけではありませんが、少ない見た作品のなかで思うのは、性に関わる病んだ黒い部分を掬い上げて、見せつけていく。
その執着が作品から感じられる。

また描きたいという、知るかバカうどんさんの「イチャラブ」というものは、一般的には、簡単に受け入れられそうもない中身。
ウ○ンコ食べたり、おし○っこ飲んだりする内容らしいですが、それに愛情を感じる事は、できそうにありませんが、
ただ、、知るかバカうどんさんの「イチャラブ」というものは、ただセxクスを重ねるだけのものではない、
自分の体の痛みを媒介にして、相手の人生も破壊しながら、自分の人生も、互いに傷つけあい、互いに醜い部分も晒しながら相手を受け止める。
そういうものを、言うのかもしれません。
記事のインタビューでも読み取れるのは、ツイッターからも発信される、漫画を描きたいという欲求。
自分の作品を見てもらいたい!売りたい!ストレートな欲求を隠すことなく、飾ることもなく恥ともしないところが、きれいだと言えるかも。
誰でも隠そうとしたがる、そういう欲望もむき出しで来る、ある意味でバカなくらい素直といえなくもない。

『事故で脳に障害を負ってる間友達に彼女が寝取られたお話』は、とらのあなで 「恋物語」というタイトルで発売されてます。
少女漫画であれば、目が顔の半分ほどある女子キャラが、イケメンに恋をする王道の、読んでると恥ずかしくなるような、内容。
タイトルと中身が違いすぎて、受け入れられない人もいるでしょうが、僕は、この漫画が「純愛」だと思いました。
むかし、殺し屋イチという漫画を読んで、ラストに「イチ」が普通になってしまった結末が、ピンとこなかったのですが、
鉄鍋で、まわり鉄分が溶けるまで、ただただただただ、もうなにを煮ようとしていたのかわからない、意味も無くを煮えたぎる衝動だけが続く毎日なかに、ある日訪れた平凡な日常。
もし、その平和な毎日慣らされたら、呑み込まれてしまったらあとには、平穏で平凡な普通の毎日を過ごす自分が残る。
けっして、普通が悪いわけではないけれど、特別でいることは、消化されない劇物を腹の中で煮続け、吐き出し続ける、 ことだと思う。
twitterのなかで、「幸せにしてくれたら漫画家を辞める」ようなことを呟いてましたが、たぶん、そうなるんだろうな と思いました。
知るかバカうどん [サイト]
@bakaudondon [Twitter]
知るかバカうどん [pixiv]
記事 - 漫画家・知るかバカうどんによる私たちは「買われた」展のリポート
記事 - 知るかバカうどん先生へのインタビューが面白かったので読め
知るかバカうどん。 - 黒い郵便船
Wikipedia - 知るかバカうどん
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あまりに内容が過激すぎるという理由で打ち切りにあうような、読み手が限られる、体を刻むような作品を作る漫画家さんです。
君に愛されて痛かった 1巻


2017年に某漫画雑誌にて連載がスタートして、わずか半年あまりで打ち切り。
新潮社に移籍して、電子書籍で連載が継続された作品。
中学時代に遭ったいじめがトラウマで、同級生の顔色ばかりを気にする女子高生・かなえ。
ある時、カラオケ合コンで知り合った他校の男子・寛に援助交際の現場を目撃される。
それでも優しく接してくれる寛にかなえは恋をする。その想いが悲劇の幕を開くことに――。

さわりだけ読んだ「ホップ・ステップ はい キック!!!」は、好きだから、深く考えないで中出しで、子供ができて、背負えないから・・・という話で、その後の展開がエグすぎました。
「J○★ボコボコりんっ!【単話】 」は、どこで見たのかを忘れましたが、最後に女の子が、報復するカットが印象的でした。
それだけで、詳しい内容はわかりません。
エロ漫画によくある、レ△プされた女がド淫乱に調教されて、奴隷になりおさまるようなお決まりのパターンがない。
それは、そんな 加害者側に都合の良いような結果は無いぞ と、言われているようです。

描きたいものが、世の中や誰かに対する恨み辛みの私憤、憤りからくる悲鳴、そんなふうにを感じましたが、インタビュー記事や、ツイッターを読んでると、そうでもない。
【秘録的中編ルポルタージュ】初単行本『ボコボコりんっ!』女性マンガ家・知るかバカうどんの衝撃と圧倒‐おたぽる
インタビューに入るのは4ページあたりからです。
記事によると、2回目の同人誌が売れなかったことから、絵を描くということに執着しはじめたそうですね。

小○生のころは、ふたば☆ちゃんねるの掲示板に絵を投稿し、一時期、774さんという漫画家にのめり込んでいたようです。
その頃、グロい画像に感動してたそうで、それが作者の作風に繋がっていったのかと思いましたが、グロいと思う内容に興奮を覚えたわけではなかったそうです。
そして17歳の最初に同人誌を作った年に、藤崎ひかりさんに出会い、絵を褒められたことで、行く道を見つけたようです。
【エロ漫画トレパク】「のぞえもん」騒動の藤崎ひかり氏が関谷あさみ氏の同人誌をトレース、開き直る
こうだ!と決め付けられるわけではありませんが、少ない見た作品のなかで思うのは、性に関わる病んだ黒い部分を掬い上げて、見せつけていく。
その執着が作品から感じられる。

また描きたいという、知るかバカうどんさんの「イチャラブ」というものは、一般的には、簡単に受け入れられそうもない中身。
ウ○ンコ食べたり、おし○っこ飲んだりする内容らしいですが、それに愛情を感じる事は、できそうにありませんが、
ただ、、知るかバカうどんさんの「イチャラブ」というものは、ただセxクスを重ねるだけのものではない、
自分の体の痛みを媒介にして、相手の人生も破壊しながら、自分の人生も、互いに傷つけあい、互いに醜い部分も晒しながら相手を受け止める。
そういうものを、言うのかもしれません。
記事のインタビューでも読み取れるのは、ツイッターからも発信される、漫画を描きたいという欲求。
自分の作品を見てもらいたい!売りたい!ストレートな欲求を隠すことなく、飾ることもなく恥ともしないところが、きれいだと言えるかも。
誰でも隠そうとしたがる、そういう欲望もむき出しで来る、ある意味でバカなくらい素直といえなくもない。

『事故で脳に障害を負ってる間友達に彼女が寝取られたお話』は、とらのあなで 「恋物語」というタイトルで発売されてます。
少女漫画であれば、目が顔の半分ほどある女子キャラが、イケメンに恋をする王道の、読んでると恥ずかしくなるような、内容。
タイトルと中身が違いすぎて、受け入れられない人もいるでしょうが、僕は、この漫画が「純愛」だと思いました。
むかし、殺し屋イチという漫画を読んで、ラストに「イチ」が普通になってしまった結末が、ピンとこなかったのですが、
鉄鍋で、まわり鉄分が溶けるまで、ただただただただ、もうなにを煮ようとしていたのかわからない、意味も無くを煮えたぎる衝動だけが続く毎日なかに、ある日訪れた平凡な日常。
もし、その平和な毎日慣らされたら、呑み込まれてしまったらあとには、平穏で平凡な普通の毎日を過ごす自分が残る。
けっして、普通が悪いわけではないけれど、特別でいることは、消化されない劇物を腹の中で煮続け、吐き出し続ける、 ことだと思う。
twitterのなかで、「幸せにしてくれたら漫画家を辞める」ようなことを呟いてましたが、たぶん、そうなるんだろうな と思いました。
知るかバカうどん [サイト]
@bakaudondon [Twitter]
知るかバカうどん [pixiv]
記事 - 漫画家・知るかバカうどんによる私たちは「買われた」展のリポート
記事 - 知るかバカうどん先生へのインタビューが面白かったので読め
知るかバカうどん。 - 黒い郵便船
Wikipedia - 知るかバカうどん
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